1.カラオケ参加人口とカラオケボックスルーム数の推移(図表1-1-1 , 図表1-1-2)
・2020年度は2020年3月からの新型コロナウィルスの感染拡大により人々の生活が大きく変容し、カラオケ業界にも多大な影響を与えた。感染防止のための休業要請、時短営業などによる営業機会の損失、人々の行動自粛により従来のカラオケ参加行動は大きく減少する結果となっている。2020年1月15日に国内で初めての感染者が確認されてから、同年4月7日に感染拡大を防止するため緊急事態宣言が発出されたが感染拡大は収まらず、2020年内に第2波、第3波の感染拡大におそわれた。2021年1月7日には2回目の、そして4月25日には3回目の緊急事態宣言が矢継ぎ早に発出されている。
・協会の推計では、2020年度のカラオケ参加人口は前年より4割減の約2,620万人となった。
・カラオケボックスの施設数については、8,436施設と前年より908施設減少の1割減。ルーム数については129,200ルームから114,200ルームと、こちらも1割以上の減少となり、過去最も大きい減少率となっている。
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※ カラオケ参加人口は、1995〜1999年を「レジャー白書2000」(財団法人自由時間デザイン協会)および「余暇需要および産業動向に関する基礎調査研究」(同)参考に作成、2000年以降を全国カラオケ事業者協会が推計
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※本白書中のカラオケボックス施設とは、1箇所に2部屋以上のボーカルスペースを有する施設を意味する。
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